テープデッキのコーナー
                  PART8

オープンリールから始まった国産テープデッキの歴史。それは
カセットデッキの時代になり世界一の水準に達したと言えるでし
ょう。何より,本来,会話記録用程度にしか考えられていなかっ
たカセットテープをハイファイ録音に使えるほどの性能に引き上
げたのは,国産メーカーのテープデッキたちでしょう。 
そんなテープデッキの名機,銘機を振り返ってみましょう。
取り上げた機種が多くなってきたので表示の時間等を考えて
とうとう8ページ目に入りました。引き続きごゆっくりご覧ください。







Aurex PC-G8AD

1981年に,オーレックス(東芝)が発売したカセットデッキ。オーレック
ス自慢のノイズリダクション「adres」を搭載したアドレスデッキとしては
晩年に近いもので,操作系等より洗練された中級機の主力モデルでし
た。


Lo-D D-1100MB

1980年に,ローディー(日立)が発売したカセットデッキ。同社の高級デッキ
のラインナップ「D-4桁」シリーズの末弟にあたる機種で,ヘッド,走行系など
各部に上級機の技術が生かされた高性能デッキでした。


TEAC V-R1

1981年に,ティアックが発売したカセットデッキ。同社初のクイックリバース
機構搭載のオートリバースのカセットデッキで,すぐれた基本性能と機能性
をもっていました。


Technics RS-B905

1987年に,テクニクス(現パナソニック)が発売したカセットデッキ。DAT
スタートの年に発売されただけあって,コストパフォーマンスが高められた
高性能カセットデッキでした。


YAMAHA KX-1000

1988年に,ヤマハが発売したカセットデッキ。当時の同社の最上級
機で,K-1以来のヤマハの高級カセットデッキの系譜の最後のモデル
で,チタンカラーの外観もヤマハらしさを醸し出していました。


Technics RS-7500U

1976年に,テクニクスが発売したエルカセットデッキ。テクニクスの
エルカセットデッキの1号機であるとともに,エルカセット規格自体が
消滅してしまったため,唯一のエルカセットデッキとなりました。


Victor DD-9

1980年に,ビクターが発売したカセットデッキ。いち早くメタル対応デッ
キを広く展開して評価を受けていたビクターは,1980年代に入り,新た
にDD方式によるすぐれた走行系を採用した「DD-1桁シリーズ」
を発売し
ました。そのシリーズの中のトップモデルがDD-9でした。


TRIO KX-1000

1979年に,トリオ(現JVCケンウッド)が発売したカセットデッキ。当時
の同社の最高級機で,重厚なパネルデザインの中に,オーソドックスに
技術と物量を投入した1台でした。


Lo-D D-E90

1980年に,ローディー(日立)が発売したカセットデッキ。3ヘッドデッキの先駆者
として,ローディーは多くの3ヘッドデッキを発売していきました。そうした中,10万
円を切る7万円台で本格的な内容を持つD-E90のような3ヘッドデッキをいち早く
発売していたことは,同社の高い技術力をうかがわせます。


TRIO KX-1000D

1981年に,トリオ(現JVCケンウッド)が発売したカセットデッキ。トリオとし
ては,走行系等のメカニズムにおいても,機能においても,新しい世代に入
った3ヘッドデッキとなっていました。


Technics RS-M255X

1981年に,テクニクスが発売したカセットデッキ。当時の同社のエン
トリークラスの主力モデルとして,激戦区となっていた598クラスに投
入された戦略モデルともいえる1台でした。


Aurex PC-X45AD

1980年に,オーレックス(東芝)が発売したカセットデッキ。同社が
展開していたノイズリダクションadresを搭載し,激戦区の598クラス
に投入された1台でした。


Technics RS-686D

1976年に,テクニクス(パナソニック)が発売した可搬型カセット
デッキ。ソニーが「デンスケ」の商標で絶対的な強さを誇っていた
分野にテクニクスが発売した挑戦的な力作でした。


AKAI GX-F80

1979年に,アカイが発売したカセットデッキ。すぐれた性能の
GXヘッドで高い評価を得ていたアカイは,GXヘッドによる3ヘッ
ドデッキにも積極的でした。そんな中でもコストパフォーマンスに
すぐれた,実質的性能・機能をしっかりもった1台がGX-F80でし
た。


ONKYO Integra K-701

1988年に,オンキョーが発売したカセットデッキ。前年にDATが
発売され,カセットデッキの分野ではいわゆる高級機が少なくなり,
コストパフォーマンスにすぐれた音質重視のカセットデッキの中級
機がいくつか出てきました。そうした中,オンキョー発売した音質重
視の中級機がIntegra K-701でした。


Nakamichi 582

1979年に,ナカミチが発売したカセットデッキ。この年,多くのカセッ
トデッキの新機種を発売したナカミチが,その中間価格帯(といっても
高価格でしたが・・)として発売したのが「580シリーズ」で,その最上級
機が582でした。


TEAC V-7000

1990年に,ティアックが発売したカセットデッキ。ティアックは,この年
新しいVシリーズとして,V-7000,V5000,V3000を発売しました。
その新しいVシリーズの主力機として発売されたのがV-7000でした。


LUXMAN K-04

ラックスが1983年に発売した高級カセットデッキ。ラックスは,ドコー
ダーの工場を買収し,1970年代後半にカセットデッキ分野に参入し
音質重視の高性能なカセットデッキを次々に発売していました。そん
なラックスが1983年に発売した超弩級ともいえるカセットデッキK-05
の弟機として発売したのがK-04でした。


YAMAHA K-3

1979年に,ヤマハが発売したカセットデッキ。1978年のK-1
そしてK-2を手始めとして,Kから始まる型番のカセットデッキを
展開していたヤマハが,最上級機K-1とほぼ同じ構成を継承した
オーソドックスなワンウェイ,シングルキャプスタン,2ヘッドという
型式で,性能を追求した中級クラスのカセットデッキがK-3でした。


Nakamichi LX-5

1981年に,ナカミチが発売したカセットデッキ。この年より,ナカ
ミチが展開していったZX-7,LX-5,LX-3といった1桁の型番を
持つ新しいシリーズその中の中間にあたる機種でした。上級機の
700シリーズに通じるイメージのデザインも特徴的でした。

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