スピーカーのコーナー
PART9
  国産スピーカーは個性がないとよく言われますが,
どうしてなかなか個性的な音を聴かせてくれたり,
個性的なスタイルをしていたり,思いっきり贅沢に
作られていたり,先端技術を取り入れていたり・・と,
かつての名機・銘機たちはとても印象的でした。
機種が多くなったので,ついに9ページ目に入りま
す。







National Technics1

1965年に,ナショナル・松下電器(現パナソニック)が発売した
スピーカーシステム。松下電器が,小さな組織で高級・高性能な
スピーカーシステムをつくろうという発想を実現させて1965年に
スタートしたテクニクスブランドの名を冠した最初の製品がテクニ
クス1でした。


PIONEER HPM-100

1976年に,パイオニアが発売したスピーカーシステム。元JBL
の技術担当副社長・バート・ローカンシー氏を技術顧問に迎え,
海外でも評価されるスピーカーを開発しようとするプロジェクトの
中,開発・発売されたスピーカーシステムでした。


Victor S-3000

1977年に,ビクターが発売したモニタースピーカーシステム。
ビクターは,前年の1976年に,S-777S-755というコア
キシャルユニット搭載のスピーカーシステムを発売していました。
特にS-777は,2ウェイのコアキシャルユニットのみというシス
テム構成で,同軸方式の良さや可能性を示していました。この
S-777とほぼ共通ともいえるコアキシャルユニットを使用した
モニタースピーカーシステムがS-3000でした。


YAMAHA NS-100M

1979年に,ヤマハが発売したスピーカーシステム。1974年
NS-1000/NS-1000Mを発売し,スピーカー分野で高い
評価を得るようになったヤマハは,1977年には,シートコーン
とソフトドームユニットによる2ウェイシステムNS-10Mを発売
し人気を得ました。そして,このNS-10Mの上級機として発売
された3ウェイスピーカーシステムがNS-100Mでした。


EXCLUSIVE 2251

1993年に,パイオニアがエクスクルーシブブランドで発売した
スピーカーシステム。プロ用として開発されたTADのユニットを
搭載したスタジオモニタースピーカーで,上級の24012402
が大口径ウーファーを搭載した大型モニタースピーカーであった
のに対し,より小型のモニタースピーカーとして開発されたもの
でした。


SONY SS-R10

1996年に,ソニーが発売したスピーカーシステム。ソニーとし
てはSS-GR1以来の高級スピーカーシステムで,ソニーのよ
うな大手メーカーとしてはきわめて珍しい(というより前例のない)
エレクトロスタティック・スピーカーシステムでした。


YAMAHA GF-1

1991年に,ヤマハが発売したスピーカーシステム。4ウェイ・
アンプ内蔵のフロア型という大型のシステムで,各ユニット,内
蔵アンプ,YST方式のサブウーファーなど,各部にヤマハのこ
れまでの技術が投入された,ヤマハの歴史上,最大で最高級
機といえるスピーカーシステムでした。


TRIO LS-500

1983年に,トリオ(現JVCケンウッド)が発売したスピーカー
システム。トリオは,1981年に,それまでの同社のスピーカー
システムのイメージを大きく変え,曖昧さを徹底して排した高剛
性の固まりともいえる実験的高級機LS-1000を発売し,スピー
カーにおいて異彩を放つ存在となっていきました。このシリーズ
は当時の同社の主力のシリーズとして展開され,コストパフォー
マンスにすぐれた中級機として発売されたのがLS-500でした。


PIONEER S-LH5

1996年に,パイオニアが発売したスピーカーシステム。パイ
オニアは,もともとスピーカーからスタートしたブランドで,歴史
的にも多くの名機を生み出し,様々なタイプのスピーカーシステ
ムを製品化してきました。そうした技術やノウハウを生かし,高
感度なデジタル再生をテーマとして,比較的手頃なサイズ,価
格で登場させたモデルがS-LH5でした。


PIONEER CS-10

1967年に,パイオニアが発売したスピーカーシステム。当初
オーディオ用スピーカーシステムは,大型のフロアタイプが主
流でした。そして,1950年代後半に,ブックシェルフスピーカー
が登場し,2台セットでスピーカーを用いるステレオ時代に入り
スペースファクターのよいブックシェルフ型が次第に人気を得
ていきました。そうした中,パイオニアのブックシェルフ型スピー
カーの主力機として登場したのがCS-10でした。


ALPINE/LUXMAN S-105

アルプス電気とラックスが1986年に作ったニューブランド
ALPINE/LUXMANが同年に発売した
スピーカーシステム。
オーソドックスな3ウェイのブックシェルフ型で,デジタルオー
ディオ時代に対応し,ユニットやエンクロージャー等にしっか
り新しい技術や物量を投入したスピーカーでした。


SONY SS-V4

1978年に,ソニーが発売したスピーカーシステム。ソニー
は1976年にSS-G7を発売し,新たな3ウェイスピーカー
のシリーズとして「Gシリーズ」をスタートさせ,音楽をバラン
ス良く聴かせる性能で,スピーカーの分野でも一定の評価
を得ることとなりました。そうした中,新たに2ウェイスピー
カーのシリーズとしてスタートさせたのが「Vシリーズ」で,そ
の最上級機がSS-V4でした。


Lo-D HS-400

1975年に,ローディー(日立)が発売したスピーカーシス
テム。1974年に,画期的なメタルコーンウーファーを搭
載したHS-1500を発売したローディーが,その技術を
生かし,メタルコーン搭載の一般向けモデルとして発売
したのがHS-400でした。


YAMAHA NS-V1000YST

1991年に,ヤマハが発売したスピーカーシステム。高
い低音再生能力を発揮するスピーカー・システムとして
高い評価を得ていたYST方式のスピーカーシステムで,
1990年発売のYST方式のブックシェルフ型システム
NS-500YSTの翌年,より大型のフロア型システムと
して発売されたのがNS-V1000YSTでした。


Technics SB-7A

1982年に,テクニクス(現パナソニック)が発売したスピー
カーシステム。SB-7Aは,1979年に発売された,同社の
平面振動板搭載スピーカーの原器・SB-10の弟機SB-7
の後継機として発売されたモデルですが,ユニット構成をは
じめデザイン等完全に刷新されたニューモデルといったス
ピーカーシステムになっていました。


Technics SB-6000

1976年に,テクニクス(現パナソニック)が発売したスピー
カーシステム。テクニクスは,松下電器の社内ブランドで,
1965年に「テクニクス1」からスタートし,もともとスピーカー
でスタートしたブランドでした。
1975年には,位相特性にメスを入れたリニアフェイズスピー
カー,テクニクス7(SB-7000)を発売し,注目を集めました。
その直系の弟機として発売されたのがSB-6000でした。


SX-V1-M

1994年に,ビクターが発売したスピーカーシステム。小型で高
品質なスピーカーを目指した設計のスピーカーで,ビクターなら
ではのすぐれた木工技術をはじめしっかりと物量と技術が投入
された1台でした。

※ここに掲載された写真は,各製品のカタログからの
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