チューナーのコーナー
PART8


 FM放送は数多くの専門誌があったほど人気のある
ソースでした。そのため,数多くの個性あふれるチュー
ナーの名機たちが存在していました。そんな名機・銘
機たちについて振り返ってみましょう。取り上げる機種
数が多くなったため。8ページ目に入ります。



Accuphase T-106

1984年に,アキュフェーズが発売したFM/AMシンセサイザー・
チューナー。アキュフェーズは1978年に,同社初のシンセサイザー
チューナーをT-104を発売し,そのすぐれた完成度で高い評価を得
ました。1980年には,シンセサイザーチューナーの2号機として
T-105を発売し,2年間の技術的進歩もあり,よりコストパフォー
マンスが高められた1台となっていました。FM専用機であった
T-104,T-105に対し,FM/AMを搭載し,新しい検波回路等,
新技術や新素材を投入した上級機・後継機がT-106でした。


KENWOOD KT-880F

1985年に,ケンウッド(JVCケンウッド)が発売したFM/AMチュー
ナー。ケンウッドはトリオの時代からFMチューナーに高い技術を持っ
ており,実際に高い評価を受けていました。そんなケンウッドはシンセ
サイザーチューナーの発売においてはむしろ慎重で,後発でしたが,
1983年には,シンセサイザー方式のチューナー・KT-1010を発売
し,本格的にシンセサイザー方式のチューナーを展開し始めました。
このKT-1010及びKT-1010Ⅱ(トリオブランドからケンウッドブラン
ドに移行したときの機種で内容はほぼ同一)の後継機として1985年
にKT-1010Fを発売し,その弟機として発売されたのがKT-880F
でした。


YAMAHA T-5

1979年に,ヤマハが発売したFM/AMチューナー。ヤマハのチュ
ーナーは,「CT-」という型番を伝統的に使っていましたが,1977
年のT-1より「T-1桁」の型番へと移行していきました。そして,T-2
T-3,T-4と続き,エントリークラスで発売されたのがT-5でした。


DENON TU-750

1981年に,デンオン(現デノン)が発売した,FM/AMチュー
ナー。デンオンは,歴代作り続けてきたオーソドックスながらしっ
かりとしたプリメインアンプとのペアを想定したチューナーは,機
種は多くはないものの,しっかりとしたものを作っていました。そ
んなデンオンが,1980年代に入り発売したPMA-7※0の型番
のプリメインアンプ
とともにラインナップしたチューナーの中の主
力機種がTU-750でした。


KENWOOD KT-1100D

1986年に,ケンウッド(現JVCケンウッド)が発売したAM/FM
チューナー。ケンウッドはトリオの時代からFMチューナーに高い
技術を持ってしましたが,シンセサイザー方式のチューナーには
むしろ慎重で,1983年にシンセサイザー・チューナー・KT-1010
を発売して新たにDLLD方式を採用し,それまでメインとなってい
たパルスカウント方式から,移行を始め,シンセサイザーチュー
ナーとしてKT-2020KT-3030といった上級機も展開していき
ました。そして,KT-2020の直系の後継機として発売されたのが
KT-1100Dでした。


ONKYO T-435

1983年に,オンキヨーが発売したFM/AMチューナー。オンキ
ヨーは,シンセサイザーチューナーが増えてきた1980年代に入
っても,T-429R,T-427Rといったすぐれたバリコン式チュー
ナーを作り,チューナーの分野でも評価されていました。そして,
T-429R,T-427Rの後継機といった形で発売されたシンセサ
イザーチューナーがT-437とT-435でした。


Technics ST-8200

1975年に,テクニクス(現パナソニック)が発売したFM/AMチュー
ナー。テクニクスは,バリコン式チューナーの時代から,正攻法で特
性を追求したFMチューナーを作っていました。そんなテクニクスは,
1974年に,最高級チューナーST-9700を発売し,その技術的エッ
センスを継承した現実的価格の中級機ST-8600を発売しました。
その弟機として発売されていたのがST-8200でした。


SANSUI TU-888

サンスイが,1971年に発売したAM・FMチューナー。サンスイは,
1970年代に入り,プリメインアンプAU-666,AU-999,AU-555
AU-888と,「AU3桁シリーズ」を展開し,高い評価を得ていました。
そして,そのペアとなるチューナーも発売していました。そうした中,
AU-888とのペアを想定したチューナーがTU-888でした。


Accuphase T-107

1985年に,アキュフェーズが発売したFMチューナー。アキュフェ
ーズは1978年に,同社初のシンセサイザー・チューナーをT-104
を発売し,そのすぐれた完成度で高い評価を得ました。1980年に
は,シンセサイザーチューナーの2号機としてT-105を発売し,2年
間の技術的進歩もあり,よりコストパフォーマンスが高められた1台
となっていました。1984年には,FM専用機であったT-104,T-105
に対し,FM/AMを搭載し,新しい検波回路等,新技術や新素材を
投入したT-106を発売し,その弟機として発売されたFM専用機が
T-107でした。

※ここに掲載された写真は,各製品のカタログからの抜粋で,
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